【アメリカ生活】美味しい自家製ビールーその1(発酵まで)
こんにちは、めいみるくです。
今日はビールの作り方について。
自家製ビールを作ろう!
以前にもご紹介したのですが、詳しくレシピを書いていなかったので、覚書も含めてきっちりレシピを書こうと思います。
(2018年9月更新)
全ての材料(350ml 瓶ビール 10本分ぐらい)
- ガロン瓶*
- チューブ*
- 穴付きフタ*
- 空気抜き装置*
- 温度計*
- 小さいガラス容器
- 大きい鍋2つ、もしくは鍋とボウル1つずつ
- ザル
- (目の細かいザル)
- 漏斗
- コック付きの容器(1ガロン以上)
- 消毒用エタノール*(500mlぐらい)
- クラッシュモルト*(2ポンド=960gぐらい)
- お湯(1リットル、3.5リットル+α)
- ホップ*(今回はα:7.1%, β:6.4%の柑橘系のものを使用。18gを苦味用のみに使った時は苦く、8gを苦味用2gをアロマ用に使った時は苦くも匂いもなかったので、今回は12gを苦味用6gをアロマ用に使用)
- ドライイースト*(ビール酵母Safal US-05を使用。通常2.2gだけど、へたっていそうなので今回は3g使用)
- 砂糖(ボトリングの時に計算)
- ビール瓶10〜12本
- ビールの王冠12個(コック付きビール瓶なら必要なし)
- 王冠締める器具(コック付きビール瓶なら必要なし)
*のものはBed&Bathなどにキットで売られているものについています。
下4つはボトリングの時に必要なので、2週間後までに用意します。
手順(1日目の所要時間は3〜4時間)
キットの会社で作り方の英語の動画があるので、見ながらやるとイメージしやすいです。
Instructions: How to Brew - Brooklyn Brew Shop
- 1リットルの水を鍋に入れて71℃に沸かす
- 900-1000gぐらいのクラッシュされたモルトを鍋に入れる
- 63-68℃ぐらいで、15分毎に混ぜて1時間煮込む(火を入れ続けると温度が上がるのでON OFFをしながら。上がり過ぎたら混ぜて冷ます)
- この間に4リットルぐらいのお湯を沸かす。2.5リットルぐらいを別の鍋に入れておき、77℃になるように少し冷ましておく
- 3.のモルトをかき混ぜながら77℃まであげる
- 4.のお湯の鍋にザルを置き、5.のモルトを入れて水気を切る
- 元の鍋にモルト入りのザルを置き、6.のモルトエキス入りお湯をザルのモルトにかけながら水気を切る
- 2回繰り返す
- 細かいザルでモルトをしっかり濾して鍋にエキスを入れる
- モルトエキスに火をかけて沸騰させ、弱火にする
- 苦味用のホップ8gを入れる
- 1時間弱火で煮込む。終わり間際に、アロマ用のホップ2gを入れる
- シンクに水を張り、冷却ボックスなどを入れて冷やしておく
- 13.を鍋ごと入れて21℃まで冷ます(酵母は18〜26℃が活性温度)
- 漏斗をエタノール消毒しておく(ここから使用するものは全て熱湯またはエタノール消毒しておく)
- ガロン瓶に漏斗で注ぐ。1ガロンの線の少し上ぐらいになるように。足りなければ4.で煮沸して常温まで冷ました水を足す
- ドライイースト3gを入れる
- 手をエタノールで消毒し、ガロン瓶を手で押さえて上下に混ぜる
- エタノール消毒した穴付きの蓋とチューブを取り付ける。チューブの先端はエタノール(消毒用エタノールを水で1:1に割ったもの)入りのガラス容器につけておく
- 3日後、蓋をエタノール入り空気抜き装置に取り替える
- 2週間、冷暗所に置く
その2に続く。
とこんな感じです。
上の写真は工程3.のもの。
下の写真は空気抜き装置に変える前のもの。かなり発酵が進んで空気がプクプク出てきます。
だいたい作り始めてから飲むまでに1ヶ月ぐらいかかります。
暑い環境だと発酵の進み具合が早まるので、ある程度涼しい環境が必要です。
日本では1%を超えるお酒の個人製造は禁止されているようですが、海外にお住まいなら是非作ってみては!
キットは1回分ですが、モルト、ホップ、イーストなどをアマゾンで購入すれば何回でも作れます♬
その2に続く。